はちじじゅっぷんまえ |和光会グループ介護事業部のブログ ケアプランセンター北方

居宅介護支援

はちじじゅっぷんまえ

みなさんこんにちは、ケアプランセンター北方の村木です。
秋も終わりに近づき寒い日々が続きますね(´;ω;`)
私は寒がりなので、できるだけお家であたたかくしたいところですが、運動不足にならないために、時には寒さと葛藤しながら外でお散歩する日があったり・・・なかったり・・・・

中には寒い季節でも運動されている方もいらっしゃるかと思いますが、今日は少し身体ではなく、頭を動かすお時間になればと思います。

それではみなさんにお聞きします!
はちじじゅっぷんまえは何時ですか?」
これは、なぞなぞでもなければ、引っ掛け問題でもないです(;’∀’)
ズバリ!!これは何時でしょうか?

ほとんどの方は、「7時50分(7:50)」と答えるのではないでしょうか?

「はちじじゅっぷんまえ」の答えはといいますと、「7:50」とそれから「8:09、8:08、8:07・・」があります。
後者が頭に浮かんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この二つの答えについて、簡単に説明しますと

・8時10分前➡8時より10分前➡7:50
・「8:10」前➡8:10より前➡8:09(正確には8:10より前のすべての時刻が該当する 8:08、8:07・・・)

このように同じ「はちじじゅっぷんまえ」でも、解釈の違いで意味が変わってますよね!

ちなみに、これに似た話をもう一つ挙げますと、「お昼は何時ですか?」という質問に対して、「11:30~14:00の間」という方もいれば、「12時しかない!」と答える方もいれば、「そもそもそんなの人それぞれじゃない?」と、このように受け答える方もいるのではないでしょうか?

結局何が言いたいかと申しますと、私たちが日々生活する中で、これまで自分が思っていた感覚や考え方(価値観)が、必ずしも当たり前ではないということです。
先程の、8時10分前の話に戻りますと、私の中では「7:50しかないのではないか?」と思っていましたが、「8:09」と解釈する方は、直感的に時間を捉える傾向が強い方に見られると言われております。
皆さんの中にもし、何故か考えや感覚、会話の波長がなんとなく合わないなど感じる方がおりましたら、このようなことが一つ背景にあるのではないかと思います。
今回のような解釈の食い違いで、小さな事で終わるケースもあれば、大きなトラブルに発展した事例もありますので、私は、この話を聞いて意思疎通の大切さを感じるきっかけとなりました。

意思疎通といえば、私がケアプランセンター北方に来て約半年が経とうとしておりますが、改めてすばらしいなと感じたのは、事務所の皆さんの会話の風景です。
毎朝の朝礼で、情報共有をする時間のほかに、業務の合間でも、だれかが何気なく投げた事柄に対して、お互いの話に耳を傾けて、それに対して「こうしたら?」とアドバイスをしあったり、そんな姿が素敵だなと感じました✨

私はまだまだ足りないところが多く、ご迷惑をおかけしていないか心配になるのですが、改めて今日まで、私を受け入れて下さった事務所の皆さんに感謝します。
いつもありがとうございます<(_ _)>

皆さんも、もし誰かとの会話の中で、うまく進まなかったり何か思うところがあれば、自分の解釈で完結してしまう前に、相手がどんな意図で話しているのかを、理解しようとする姿勢が大切なのではないかと思います。

これから、クリスマスや年末年始など、ご家族や友人と言った、大切な人と会う機会も増えていく時期ですよね?
スマホやテレビに夢中になる時間も良い物ですが、その時間のほんの少しだけでも、普段話せてない【あの人】との時間を過ごすのもいいかもしれませんね。