530運動 親から引き継がれるもの |和光会グループ介護事業部のブログ 笑来加納

認知症対応型通所介護(デイサービス)

530運動 親から引き継がれるもの

おはようございます。認知症対応型通所介護 笑来加納の松葉です。

新しい家電が買い足されていくと、親よりも先に子供の方がすぐに使いこなせていきます。たくさんの機能があればなおさら、親より「分かる」と思う事が嬉しいのか楽しんでいるようにも見えます。
私はすでに「苦痛に思う」は大袈裟ですが「ワクワクして箱を開ける」よりも、まず「使いこなせるかな」と思う世代になりました。

 5月に入り「もうじき母の日ですね」とご利用者さんに声を掛けました。90代の方です。自分が子供の頃は戦争があった為「母の日」や「父の日」等はいつからなのか覚えがない「常に敬うもの」と言う話を伺い心を打たれました。私が子供の頃は花を贈ると「ありがとう」と言ってもらうのが嬉しかったことを思いだしました。当たり前のように大事に育てられたと思いますがよく口答えをしてきました。反省してもやはり親子なので、ついついけんかになる事もありました。

 今年は「530運動」に参加しました。「あなたはどこの子?」と声を掛けられました。いつも親が参加してきた行事に出かけたからです。仕事を理由に、地域の行事に参加していないと分からなくなっていることがたくさんありました。庭の手入れの仕方、味付けなど自然に受け継がれていく事と、一緒に参加して馴染んでいく事があるんだと感じた日でした。