消えていく景色と刻まれていく想い |和光会グループ介護事業部のブログ 介護事業部

消えていく景色と刻まれていく想い

障がい支援課の谷田です。

突然ですが・・・今日の午後、2週間前に受けた定期健康診断の結果が手元に届きました。
この封筒を開ける時は、毎年ドキドキします。
私にとっては一年の三大・緊張シーンのひとつです。

さあ、いざ開封の儀──。

 

結果は……

 

なんと……

 

数年、いや十数年ぶりにイエローカードなし!!

思わず「えっ、ホント?」と見直してしまいました。
でも、これはめでたいです。
今夜のビールは、きっと格別に美味しいと思います🍺

 

 

さて、今週は第二恵光の改修工事に伴う引っ越しがありました。
私も老体に鞭を打ち、ベッドや冷蔵庫を運ばせていただきました。
日頃は机に向かう時間が多いのですが、体を動かして働くことは気持ちがいいです。

古い恵光の施設を片付けながら、ふと立ち止まってしまいました。
そこには、何十年もの間に積み重ねられてきた暮らしや記憶、職員やご利用者の思いがしみ込んでいます。
今はまだ埃にまみれた廊下や色あせた壁ですが、それらも時代と共に歩んできた証です。

改修が進めば、この景色もやがて姿を消していきます。
けれど、ここで過ごした一人ひとりの時間や、日本の障害者施策が歩んできた道のりと共にあった歴史は、確かに刻まれ続けているはずです。

新しい建物での生活を楽しみにしながらも、この瞬間の重みを心に留めておきたい──。
そう感じた引っ越しの日でした。