天気と介護支援の考え方 |和光会グループ介護事業部のブログ ケアサポート寺田25

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天気と介護支援の考え方

皆様こんにちは、ケアサポート島25の鷲見です。

9月に入り、夜は秋の虫の鳴き声も聞こえ少し涼しく感じるようになってきましたが、日中は、良い天気で暑い日々がまだまだ続いておりますが、皆さまいかがおすごしでしょうか?

少し前、とある有識者の方の講演を聴く機会があり、なるほどと考えさせられた話があったのですが。挨拶する時「今日は、晴れていい天気ですね🌞」と言いませんか?いい天気とは何か考えた事はありますか?そもそも天気に良いも悪いもないのです。
いい天気の前に【自分にとって都合が良いか、悪いか】という言葉が隠れているんです。晴れた日が何週間も続いて水不足になったら『はやく雨降ってくれないかなー』と言います。そして、やっと雨が降ったら、【恵みの雨だ】なんて言います。雨が続けば、『早く晴れてくれないかなー』と思ってしまいます。

私たちは、自分に都合のいいよう、自分中心に考えてしまいます。そんな自分勝手な「」に気づく事が大事なのです。そして、すぐ忘れて自分勝手に生きてしまうのも『私』なんです。という講演のなかでの話がありました。
なるほど、そういう考え方もあるんだなと考えさせられました。そこで、その視点で普段のご利用者様の介助支援について【職員にとって都合のいい介護支援になっていないか】と考えてみるきっかけにもなりました。物事一つとっても、考える視点、見る角度によって全く違ってくると気づかされました。そして、その気づきも忘れてしまうので、この公演の話を思い出し、また気づいて行こうと思いました。