2025年05月24日
平和への願いを込めて・・・ケアホーム恵光が千羽鶴を寄贈
今年は戦後80年の節目の年。終戦直前の7月9日には岐阜空襲が行われ、わずか数時間で900名もの尊い命が失われたそうです。この悲劇を風化させず、未来の平和を祈念する活動として、岐阜島郵便局が中心となり、千羽鶴を岐阜市へ寄贈する取り組みが行われました。
以前より関わりのあるケアホーム恵光へも、折り鶴作成の依頼があり、協力させていただきました。


4月に折り紙を預かり、ご利用者の皆さんは土日の空いた時間を使って折り鶴を折っていきました。指先が器用な方も多くいますが、小さな折り鶴を折るのはなかなか難しいようで、皆さんそれぞれコツコツと折り進める姿が見られました。苦手な方も、最初の三角を折るなど、全員が参加して作業を進めていきました。


こうして約1か月半で150羽の鶴が完成し、5月15日に岐阜島郵便局へお届けしました。郵便局長からは大変喜ばれ、感謝の言葉をいただきました。あまりの嬉しさに涙を浮かべるご利用者もいました。
寄贈した折り鶴は、7月に岐阜市庁舎にて行われる「平和の鐘」式典で飾られた後、ハートフルスクエアーG内の平和資料室に展示されます。
平和への祈りを込めた千羽鶴を通して、地域との温かい繋がりを感じ、地域の一員としての役割を実感できたことは、大変意義深い経験でした。