2025年06月5日
リトル☆スター岐阜キッズで「親子療育」を開催
5月31日(土)、リトル☆スター岐阜キッズでは、今年度初めての親子療育プログラムとして、「岐阜市科学館の見学」と「親子での給食体験」を実施しました。


当日は、子ども13名(兄弟3名を含む)とその保護者13名が参加。親子で学び・楽しみ・交流するひとときとなりました。
▷科学にふれて、星空を見上げて――
岐阜市科学館では、まず2階の科学体験コーナーを自由に見学。子どもたちからは「あれなに?」「すごい!」といった声があちこちで聞かれ、科学の不思議に親子で一緒に触れることができました。
その後は、みんなでプラネタリウムへ。真っ暗なドームの中で星空の解説を聞いたり、星座クイズに挑戦したり…。同時上映された「忍たま乱太郎 宇宙大冒険」も大人気で、子どもたちの笑顔があふれていました。


▷給食を囲んで、ゆったり交流
見学のあとは事業所に戻り、親子で給食を一緒にいただきました。日頃、偏食のあるお子さんに対しては、食材を細かく刻むなどの工夫をしていますが、この日は「一緒に食卓を囲む」ことを大切にした時間に。保護者の方々には、お子さんの普段とは違う表情や食事中のやり取りをそっと見守っていただきました。リラックスした雰囲気のなかで、保護者同士の自然な交流も生まれ、温かい空気が流れていました。


▷次回の親子療育は「就学支援の交流会」
8月には、次回の親子療育として就学支援に関する交流会を予定しています。
通級・情緒・知的学級・普通学級など、さまざまな進路を選ばれたOB保護者の皆さんをお招きし、それぞれのお子さんの就学先での様子や、就学までの悩み・選択についてのお話をうかがいます。
また、山田病院小児リハビリの板倉先生による講演も実施予定。学校選びに悩む保護者の方々にとって、毎年大変好評をいただいている企画です。
▷日々の療育支援も充実
リトル☆スター岐阜キッズでは、週に1回の音楽療法を取り入れ、子どもたちはリズムに合わせて楽器を鳴らしたり、自由に体を動かしたりして楽しんでいます。
また、運動遊びでは、体幹の弱さや姿勢保持が苦手なお子さんに対し、体の使い方を学べるよう工夫しています。
一人ひとりの発達段階や課題に応じた個別支援を通して、子どもたちの成長を丁寧にサポートしています。