2025年12月23日
藤原常務理事が「燦餐(さんさん)の会」研修会で講演を行いました
12月23日(火)、ぎふメディアコスモス「かんがえるスタジオ」にて開催された「燦餐(さんさん)の会」研修会において、医療法人和光会の藤原常務理事が認知症と食生活をテーマに講演を行いました。
「燦餐(さんさん)の会」は、岐阜県における食文化の向上を目的に、地産地消の推進や家庭料理の提案、健康づくりにつながる食の啓発活動を行っている市民団体で、今年設立10年目を迎えています。


藤原常務理事は『「輝く未来のために」~もしも自分が、家族が認知症になったら~』をテーマに、日本の人口動態の現状や認知症の基礎知識、認知症になったご本人や家族それぞれの思い、今後に向けて大切にしたい視点などについて講演しました。


参加者はうなずきながら熱心に耳を傾け、認知症を自分ごととして考える時間となりました。
また、和光会認定栄養ケア・ステーションの管理栄養士から、少ない塩分でもおいしく、自然にカルシウムを補うことができる「乳和食」の説明が行われました。


牛乳を活用して味噌の量を抑えた減塩みそ汁の試食も実施され、参加者からは「減塩とは思えない」「コクがあっておいしい」「自宅でも取り入れてみたい」といった声が聞かれました。
認知症への理解を深めるとともに、日々の食生活が健康維持に果たす役割の大きさを改めて感じる研修会となりました。



