2024年11月21日
東海地区 認知症フォーラム2024が開催されました
和光会が事務局を務める特定非営利活動法人 岐阜県グループホーム協議会と、一般社団法人 三重県地域密着型サービス協議会、一般社団法人 愛知県認知症グループホーム連絡協議会の三県共催による「東海地区 認知症フォーラム」が、11月19日(火)に名古屋市医師会館にて開催され、介護事業本部 本部長の谷田ら事務局メンバーが参加しました。
フォーラムでは、三県からそれぞれ2題ずつ、計6題の事例発表が行われました。利用者との旅行や夏祭りの開催など、各施設による特色ある取り組みが紹介される中、パネルディスカッションではコーディネーターの和田行男氏より、「発表された事例はどれも特養など他の介護保険サービスでもできることで、”グループホームだからこそ”という視点が弱い」さらに、「利用者が求めるものや個々の希望・思いを叶えること、そして日々のサービスのつながりを意識することなど、”グループホームならでは”の強みを持つことが、今後の生き残りに重要である」との指摘がありました。
これは、グループホームの本質的な役割を考える上で重要な示唆となりました。利用者一人ひとりの希望や思いに寄り添い、それを実現していくこと。また、日々のサービスの連続性を意識することこそが、グループホームならではの強みとなります。今回のフォーラムを通じて、グループホームの独自性と存在意義を改めて見つめ直す機会となりました。