2025年04月30日
こども食堂「なごひか食堂」開催しました
4月26日(土)、社会福祉法人和光会 特別養護老人ホーム「ナーシングケア加納」の地域交流スペースにて、地域交流と世代間交流を目的とした、こども食堂「なごひか食堂」を初めて開催しました。(主催:NPO法人和光会地域支え合い倶楽部)
今回は、特製カレーライスを用意しました。
具材の野菜は、有限会社「コンベニエンドストアーカネサダ」様よりご提供いただき、米やカレールー、肉、隠し味のトマトジュースなどは、フードドライブに職員等から寄付していただいたものです。
当日は、学校や児童センターで配布したチラシをご覧になった子どもたちとそのご家族、地域ふれあいサロンの皆様など、幅広い世代の18名にご参加いただきました。
まず、和光会認定栄養ケアステーションの管理栄養士による食育講座を実施。
続いて、NPO職員によるフードドライブ活動の紹介を行いました。


続いて、NPO職員によるフードドライブ活動の紹介を行いました。


その後、いよいよカレーライスが配られ、皆さんで食事を楽しみました。
「じゃがいもがほくほくだね」「給食と同じくらいおいしい!」といった声が飛び交い、笑顔あふれるあたたかい雰囲気に包まれました。中にはおかわりをするお子さんもいて、職員たちも自然と笑顔になりました。

食後に感想を伺うと、「栄養士さんの話が参考になった」「みんなで食べたらもっとおいしく感じた」といった子どもたちの声が寄せられました。
また、ご家族からは、「今回の子ども食堂を通じて、フードドライブなど和光会グループのホスピタリティに触れることができた」「多世代交流の貴重な機会を持てた」という意見が寄せられ、高齢者の方からは、「一人暮らしでは煮込み料理を作る機会がなく、とてもおいしくいただけた」との感想をいただきました。
「こういった機会を作ってくれてありがとう」という感謝の言葉も、たくさん寄せられました。


NPO法人和光会地域支え合い倶楽部の岡島課長は、次のようにコメントしています。
「この加納エリアは高齢者が多い一方で、子どもの数が少ない地域です。こども食堂をはじめとする地域交流や世代間交流の機会が不足しているという課題を耳にし、子どもたちのためにもこの状況を放置してはいけないと感じました。
『地域社会への貢献』は和光会の大切にする価値であり、使命でもあります。
初めての開催で不安もありましたが、カレーを囲んで生まれた笑顔とつながりを目の当たりにし、大変嬉しく思います。ご寄付いただいた皆様、お手伝いくださった皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。」
NPO法人和光会地域支え合い倶楽部では、今後も地域に根ざした活動を展開し、誰もが安心して笑顔で暮らせる社会の実現を目指してまいります。